ケータイ司法書士のススメ

検索キーワードにあったので受験生に大人気のバイブル「ケータイ司法書士」について記事にしました。

私の大好きな森山先生の著書で、見開きでAランク過去問と要点がまとまっている形式です。確か4分冊+記述2冊とかですね。そして「ケータイ」の名の通り非常にコンパクトです。私は合格年に毎朝起きた直後1冊15分、4冊合計1時間問題を解くようにしていました。そうすることで毎日すべての科目(少なくとも全主要科目)に触れることができ、知識の抜け落ちを防ぐことに役立ちました。

この問題を全て解けるようになれば択一の基準点は突破できると思います。しかしただ問題を解けるだけでは足りなくて(そこまでは誰でもやります)、問題を読んだら要点ページに何が書かれているかを想起できなければダメです。それが可能であればこの教材だけで30問取れるかもしれません。

私の場合は仕事から帰ってきてから、オートマプレミアを決められたページ数で読んでアウトプットするという学習方法を取っておりましたが、プレミアは試験の肢別問題ではないため朝のタイミングで肢別問題に触れるようにしておりました。

よく試験勉強は絞り込みと反復が重要だといわれますが、ケータイ司法書士と必出3300ほどそれを可能にする教材はないと思います。(繰り返しますが今はわかりません)

もし択一基準点になかなか届かず悩んでいる方がおりましたら、一度ケータイ司法書士か必出3300をお試しください。私は教材マニアでしたので両方使いましたが、迷うようならテキスト形式で要点を確認したいならケータイ。図解多めでイメージで把握したい場合は3300が良いかと思います。設問数は3300の方が少し多い印象です。両方購入する必要はないと思います。

少なくとも私はこれらのまとめ本のおかげで基準点を突破できるようになったと確認しています。とはいえ今頃(2月初頭)は答練や模試の時期で、まだ焦りはないと思いますが、時期的にメインテキストを変えるのは危険ですので、購入するにせよ朝の短時間から導入するような使いかたをお勧めします。

投稿者プロフィール

鷲頭正明
鷲頭正明
令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。