ビジネス4原則と司法書士

札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。

①小資本で始められる
②在庫を持たないでできる
③利益率が高い
④毎月の定期収入が見込める

実業家の堀江貴文さんの提唱する儲かるビジネス4原則だそうです。①~③までは司法書士でも当てはまるなと思います。資格が必要なので参入障壁も高いのではないでしょうか。

なお④の定期収入について、基本的には無いと言われていますが絶対ではなく、顧問契約をしている司法書士もたくさんいます。いつもと趣旨が異なりますが、興味深いテーマだったのでこの内容で書いていきます。

小資本で始められる

司法書士でしか開業をしたことがないので、他業種のことについては判りませんが、士業全般については比較的に資本が少ない状態で始められるのではないでしょうか。事務所の要件を満たせば自宅兼事務所でも良いですし、PCとプリンター、スマホがあればとりあえず始められます。(職印とかホチキスとかも購入の必要はありますが)

飲食店は日々の仕入れ費用や内外装費用がかかりますし、フランチャイズ加盟なども加盟費用がかかりますので、始めるための個人の出費としては大きいでしょう。

司法書士は小資本でも良いですが、司法書士会への入会金や月々の会費の支払いはありますので、無傷ではいられません(笑)

在庫を持たないでできる

司法書士にはわかりやすい在庫はありません。例えば八百屋なら野菜、魚屋でしたら魚という商品があります。それらは卸売店から毎日仕入れをしなければ商売が成り立ちません。保存の効く商材であれば仕入れの頻度が下がるかもしれませんが、これらを在庫として仕入れる際に費用が発生します。

司法書士にわかりやすい在庫がないというのは目に見える商品がないということです。しかし、法律は日々改正されますので、司法書士等の士業は最新の知識を常に仕入れなければなりません。そのために書籍を購入したり、勉強会に参加するなどしますのでそれらにかかる費用は発生します。とはいえ、他業種と比較すれば圧倒的に安価ですので、「在庫をもたないでできる」という条件には合致していると考えます。

利益率が高い

上記の通り、仕入れの原価がほとんどありませんので、1人事務所の場合はほとんどが利益になります。先日見ていた動画で、とある飲食店が1000円売った場合の利益が100円と言っておりましたので、かなりの数を捌かなければ利益を出すことができないとなると大変です。その点、司法書士であれば、一件当たりの利益は大きいですが、その一件を受任するのが大変という難しさがあります。

毎月の定期収入が見込める

司法書士にはこれは「基本的に」ありません。もちろん顧問契約をして毎月の定期収入を受けている事務所はあります。司法書士や行政書士、土地家屋調査士は「狩猟型」のビジネスモデルと言われており、スポット案件の積み重ねの商売であるため、常に新規開拓をしなければなりません。その代わりに案件を早くこなすほどに報酬を早く受け取れるという即金性があります。それに対して、税理士、社会保険労務士は「農耕型」のビジネスモデルと言われており、月々の顧問料を取るのがメインです。

立ち上げの際は「農耕型」は大変だと思いますが、ある程度顧問先を持つようになれば、売上予測ができるのでかなり経営が安定すると思います。


「狩猟型」「農耕型」のダブルライセンスにて開業すればかなり期待できるのではないでしょうか(勉強が相当しんどいですが…)これから士業資格を取って開業を考えている方の参考になれば幸いです。

投稿者プロフィール

鷲頭正明
鷲頭正明
令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。