司法書士試験まであと2カ月

札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。

司法書士試験まで2カ月を切りましたね。受験生の皆様は今頃追い込みの時期かと思います。何度か記事にしておりますが、この時期の平日は、朝起きたら1時間ケータイ司法書士4分冊の問題の部分を15分ずつやり、仕事が終わった夜はオートマプレミアの科目別に決めたページ数を読み込むということを繰り返していました。土日は模試や答練など本試験に近い形式でシミュレーションをする。

答練や模試について一喜一憂してはいけないと言われますが、やるからには午前午後30問越えは目指し、評価はSとかAの1番高いものを目指すべきだと思います。私も長く受験生をしていましたが、受験予備校の答練は2年ごとくらいの周期で同じ問題が出ます(もちろん肢レベルで)。問題自体を覚えていなくても潜在意識で正解を選ぶようになってしまっているので、何年か同じ予備校の模試を受けていると成績は高くなります。私が合格した年度の模試は、午前午後含めて32-34問という本試験ではありえない得点帯が平均になってしまいました(本試験で午前午後含め30問を越えたことがありません)。その時は嬉しいのですが、同じ予備校の模試答練を受け続けた弊害が出てきていると感じたため、他の予備校の模試等も積極的に受けるようにしました。

他の予備校の模試でも30問前後取れるようなら、かなり実力が付いているのではないでしょうか。

今の時期は土日は本試験のシミュレーションと、毎日多くの科目に触れることが良いと感じています。

なお、この時期に新たな教材に手を出すべきではありませんのでご注意ください。

先日GW明けに書店で司法書士試験テキストを見ている方がいたのですが、司法書士試験の公開模試を何年か同じ教室で受けているのをお見掛けした方でした。最後にお見掛けしたのが5年前ですが、この時期に新たな教材に手を出しますと合格が遠のいてしまいかねないので話しかけるべきか否か結構迷いましたが、余計なお世話と思い止めておきました。とっくの昔に合格して、懐かしい気持ちでテキストコーナーに来ていただけかもしれませんしね。

あと少し、本試験で思った通りのパフォーマンスができるよう頑張ってください。

投稿者プロフィール

鷲頭正明
鷲頭正明
令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。