戸籍の広域交付
札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。
3月1日から、戸籍謄本の広域交付制度がスタートしたようです。戸籍は本籍地の市区町村役場でのみ取得できるという従来の運用だったのですが、今回の制度開始により最寄りの市区町村役場でも取得が可能になったようです。ただし、本人の兄弟姉妹や代理人が取得することができない、コンピューター化される前の戸籍を取得することができないなどもあり、相続手続に活用するにあたっては、本籍地の市区町村役場へ請求することと併用せざるを得ない気がします。
代理人としての請求ができない制度であるため、司法書士としては今まで通り本籍地への請求をすることになります。お客様において広域交付で集められるだけの戸籍を集めていただき、不足分を司法書士で取得するという流れがスタンダードになるかもしれませんね。
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法務省サイトから引用
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伏字にする意味を考えたい気持ちをグッと堪えていただいて
制度の運用開始初日はやはり混乱が見られたようですが、個人的には戸籍郵送請求の際の定額小為替の制度を改革していただけることを願って止みません。
投稿者プロフィール
![鷲頭正明](https://washizu-office.com/wp-content/uploads/2021/04/sample-img23-150x150.jpg)
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令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。
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