不動産取得税について
札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。
不動産を売買や贈与で取得した際に、一度だけ不動産取得税という税金が課されます。不動産の評価額に対して原則3%と結構高い税率がかかります。ただし軽減税率を適用させることも可能なようです。ちなみに相続による不動産取得時にこの税金はかかりません。
なお、上記では原則3%と記載しましたが、軽減税率の適用があります。その計算方法は複雑なので計算ツールなどを利用して軽減後の金額を算出することをお勧めします。インターネット上でもホームページ上にて計算できるものもたくさんあります。(ただし自己責任にてお願いいたします)
1つ疑問があり、軽減税率が適用された金額で不動産取得税の納付書が届くのか、それとも高い税率が適用された納付書が届くのかが不明だったため、道税事務所に問合せをしたところ、以下のような回答がありました。
「不動産取得の3か月以降経過後にに納付書が届きます。しかし「不動産取得税減額申請書兼還付申請書・不動産取得税住宅控除申告書」その他の書類を提出することで請求額から軽減措置を受けることができます。」とのことでした。申請をする手間が増えてしまいますが、かなり軽減されますのでぜひご活用ください。
なお、こちらのホームページにて詳細が記載されており、申請書の様式なども用意されておりますのでご参照ください。北海道税事務所のものですので、他県にお住まいの方は「不動産取得税 軽減措置 ○○県(不動産の所在する県)」で検索してみてください。
投稿者プロフィール
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令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。
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