会社設立の日

札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。

株式会社設立業務を行っている際、設立の日として大安を選ばれる方が多いのですが、この辺りは人によって全く異なります。大企業の会長が子会社を設立するときにもそのあたりを全く意に介さず、ただただ早く設立したいというような要望が出たときもありました。

一般的に会社設立の日として人気があるのは大安(万事においてよい日と言われております)です。その他にも先勝(先んじれば勝つという意味ですが、午後になると凶に転じるということです)が良いとされているそうです。実務上先勝を指定されたことはありません。また午前中に申請をしなければならないとなると、司法書士的には少し心理的なハードルが高まります(笑)

その他、仏滅、赤口、友引、先負とあり、仏滅、赤口は会社設立に向かないのは何となくわかると思います。

友引は、友を連れて行くということで結婚式などの慶事には向いているそうなのですが、会社設立には向かないそうです。先負は、先勝と正反対の意味で、午前は凶だが午後は吉と言う意味合いなので、司法書士的には先負いいなと思うのですが、「負」という文字が入っていることであまりイメージが良くなく、会社設立の日としては不人気なようです。

ここまで説明し、私はこういうところをあまり気にしないなーとぼんやり考えましたが、当事務所開設の日は大安で、しかも八日でしたのでめちゃめちゃ気にしていたようです(笑)

投稿者プロフィール

鷲頭正明
鷲頭正明
令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。