司法書士筆記試験合格発表
鷲頭正明札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。
昨日、司法書士試験の筆記試験の合格発表だったようですね。大体この時期というのは判っていたのですが、1日勘違いしていました。さて、筆記試験に合格された方はおめでとうございます。すぐに口述試験があり、緊張されている方も例年多いですが、会場までたどり着ければほぼ合格したようなものです。午前と午後に分かれ、口述試験の問題もそれに合わせて変えるそうなので、それにより合否の差をつけられないため、ほぼ落ちる人はいないと聞いたことがあります。
実際に聞かれた内容は、筆記試験に合格されている方なら余裕で答えられる問題が多かった印象です。口ごもっても試験官が助け舟を出してくれたりします。
あと司法書士法１条２条は暗記しておいてください。
（司法書士の使命）
第一条司法書士は、この法律の定めるところによりその業務とする登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家として、国民の権利を擁護し、もつて自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする。
（職責）
第二条司法書士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。
今見るととても短い条文なのですが、自分の口述試験のときは覚えられず、お正月の間ずっとブツブツ言ってなんとか覚えた記憶があります。口述試験の最後に聞かれましたので、必ず聞かれると思った方がいいと思います。
次に服装に関する私見です。私は一番人数の多い東京会場で口述試験を受けました。周囲１００人以上おりましたが、全員スーツを着ているという印象でしたので、念のためスーツを着ていくといいと思います。持っていなくてもその先の研修で男性は全員スーツ、女性もほぼスーツ（一部の方はオフィスカジュアル）で来られますので、この際に購入しておくことをお勧めします。
そして残念ながら今年は不合格で、来年も受験予定の方はすぐに勉強を再開することをお勧めします。私が最後に不合格になった年は、合格発表の１週間後くらいから勉強を再開しましたが、もう少し早くに再開しておけばよかったかなと思いました。
とはいえ年内はまだまだ学習時間がたくさん取れますので、焦らずにやっていきましょう。
投稿者プロフィール
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令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。
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