司法書士試験の択一答練

札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。

年が明けて一月が経過しましたので、資格予備校を使用されている方は現在答練を受けている時期でしょうか。私も答練を活用しておりました。

何年か同じ予備校の答練などを受けていると、どうしても出題のクセに慣れてしまい高得点を当たり前のように取れるようになりますが、ここは注意点でもあります。

そして答練は答案練習の略ですので、文字通り試験形式に対する練習を目的としており、答練問題の肢レベルの知識を拾っていくことは時間の無駄になりますので止めておいた方がいいでしょう。どちらかというと、軸足を決めて時間を掛けずにいかに正解に辿り着くかを目的とし、そのような訓練の教材として捉える方が良いのではないでしょうか。答練・模試はそのような訓練教材として使用することで本試験の際に午後の部択一は45分で駆け抜けることができました。そうすると記述にたっぷり時間を掛けられます。

なお、答練には解説動画もついているはずですが、私はあまりこれを見ませんでした。お金を払っているのに見ないのはもったいないという気持ちもありますが、解説冊子の解説を読めば足りますし、どちらかというと解説を見ている1-2時間の方がもったいない気がしたのでそのようにしておりました。ここは自己判断になりますがご自身に合う方法を探ってみてください。

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投稿者プロフィール

鷲頭正明
鷲頭正明
令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。