司法書士試験受験生のアルバイト

札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。

当事務所では資格者や補助者の求人をしていないのですが、たまにお問合せをいただきます。自分が司法書士の受験生だった頃は、専業だったり兼業だったり色々だったんですが、個人個人の特性があると思いますので「こうしたらいい」というのはないのですが、私は専業受験生していたこともあるのですが、これは合いませんでした。どうしても楽な方に流れてしまう性質です（笑）そのくせ試験が近くなった時のプレッシャーは一番かかりますので、専業でやる際には1発で必ず合格する覚悟で臨むべきでしょう。なお、合格した年度は、司法書士・土地家屋調査士事務所で補助者のアルバイトをしておりました。当初はフルタイム勤務だったのですが、途中でコロナ禍になり勤務日数が週3日程度になりました。今にして思えば、これくらいの勤務日数が丁度良かったと思います。

なお、ほとんどが土地家屋調査士の補助者としての勤務だったのですが、遠方まで電車移動をする際に試験のテキストを持ち込んで読みながら移動したりしておりました。真夏の炎天下にマスクをしての測量はなかなか大変でしたが、体を動かしますので結構お勧めできます。

司法書士事務所でのアルバイトも、賛否が分かれることが多いですが個人的にはお勧めできます。日常的に申請書に触れられることや、合格後の働き方や雰囲気が分かること業務ソフトの使用方法とかも予め慣れておくことができますし、事務所の司法書士によっては試験勉強のアドバイスをしてくれるかもしれません。なにより補助者歴の長い受験生は記述の得点が高いです。今年から記述の配点の比率が高まったことを併せて考えると、補助者経験はかなり有利に働くのではないでしょうか。

まだ次回の試験までは時間がありますので、ライフスタイルを見直してみるのもいいかもしれませんね。

投稿者プロフィール

鷲頭正明

令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。

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