生命保険金の受け取りについて②
札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。
前回(こちら)に続き生命保険金の受取について解説します。前回は総論的なお話でしたが、今回が具体的な請求手続きを解説いたします。
保険会社・代理店への連絡
保険証券に問合せ窓口の記載がされていることが通常ですので、まずはそちらに連絡を取ることになります。保険代理店の担当者が自宅に訪問する場合もありますし、代理店がなければ郵送でのやり取りに終始する場合もありますが、保険会社により対応が異なります。
必要書類の準備
こちらも保険会社により異なりますので一般的に求められることが多い書類を記載していきます。
①死亡診断書(死体検案書)の写し※手元にない場合は亡くなった病院の事務局にて再発行してもらうことになります。
②故人の死亡の事実が記載された戸籍や住民票の写し
③保険金受取人の住民票の写しや本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードの写し等)
保険金支払額通知書の確認
保険金の請求手続きが完了すると、指定した銀行口座に保険金が振り込まれます。並行して郵便により「保険金支払額通知書」が受取人の住所へ送付されます。そこに記載されている金額と、振り込まれた金額が一致しているか確認をします。
なお相続税申告手続きがある場合、この通知書が必要になるため大切に保管をしてください。
簡単ではありますが、保険金の受取方法について解説をしました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
投稿者プロフィール
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令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。
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