登記申請後の嬉しいとき

札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。

実務上、登記申請を行う際に補正にならないまでも、法務局から問合せや指摘が入る可能性があるかもしれない申請があります。マイナンバーの入った住民票を提出したり、印影が少し薄かったり等々です。そのような登記申請をする際は、書類を提出する際に少し緊張感を伴います。当方の手順としては①オンライン申請②書類を郵送(特例方式)③完了通知になるのですが、登記官の審査については当然②の書類が法務局に到着してからになります。そのため、オンライン申請をした直後に法務局から連絡が来ることはまずありません。法務局から連絡があるとすれば②の発送日の翌日以降になります。

絶対に連絡来るだろうなと構えていながら、書類を発送した翌日に何事もなく登記が完了することもあります。個人的にそのパターンがタイトルにある登記申請後の嬉しいときの最たるケースです。

逆に絶対に補正連絡などありえないと思っていたケースで連絡がくることもあります。電話がかかってきた際にナンバーディスプレイに○○法務局と表示されていたときは、電話に出る際に一呼吸置きます(同業の皆様そうではないでしょうか)。

以上が、登記申請後の嬉しいときなのですが、さらに経験を積んでゆとりを持って申請をすることができるように努めていきます。

投稿者プロフィール

鷲頭正明
鷲頭正明
令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。