簡裁訴訟代理権の特別研修

札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。

司法書士の特別研修が始まっているようです。私が受けた頃はコロナ禍のため、前半はZoom、後半になって集合研修という流れでした。当時は机の上にフェイスシールドなんかが置いてありました。今どうなっているのかは分かりませんが、集合研修は楽しかったですね。当時そういったご時勢なので、研修終わって飲み屋に入るにしても店が限られていた記憶があります。

毎回予習していかないとついていけないので、かなり念入りに予習はしていった方が良いのですが、研修時にどのような参考図書を購入すればいいのかは迷いがちです(紹介される参考図書が多いので)

私が見た中で多いのは以下で、これだけあれば充分かと思います。

認定司法書士への道[入門編]第2版

伊藤塾の講師が書かれている3分冊の書籍ですが、入門編、理論編、実践編から構成されております。認定考査中には理論編があると良いと思いますが、特別研修は認定考査対策講座ではないので、上記書籍の入門編、実践編で対策することができます。

要件事実の考え方と実務〔第4版〕

次にこちらの書籍が多いのではないでしょうか。私も持って、Zoom研修の特に手元に置いてました。特別研修に持参するのは上記の認定司法書士への道[理論編]かこちらの書籍のいずれかがあればいいと思います。

次の書籍はマストです。

司法書士 簡裁訴訟代理等関係業務の手引 令和5年版

認定考査の試験問題に司法書士行為規範に関するものが出題されますが、この部分の対策として必携と言ってもいいと思います。

特別研修が始まると仕事との兼ね合いで中々大変な日々が続きますが、仲間を得ることができますので是非最後まで楽しんでください。


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投稿者プロフィール

鷲頭正明
鷲頭正明
令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。