遺言・相続セミナーに参加した感想
札幌宮の森の司法書士、鷲頭です。
今後、何かテーマを定めて地域の方に向けた講演などを想定しております。そこで他者が行っているセミナーに参加し、どのような観点・語り口で講演をしているのか勉強しようと思い、とあるセミナーに参加してきました。こういったセミナーに関しては、士業の方はご遠慮くださいといった制限があることが多いのですが、今回はそのような制限がなかったので参加できました。ですが、おそらく受講生の中に士業がいるとは考えていないであろう内容であったため、閉口してしまう場面もありました。
かなり広い会議室に受講生は数名程度で、基本的には公正証書遺言を遺すことを勧める内容の講義を行い、別日に行う個別面談へ誘導する内容のものでした。
遺言を中心とした相続周辺の知識に関する講演であったため、当然「成年後見」についての内容も含まれておりました。詳しい内容は書きませんが、そこで司法書士や弁護士という資格を揶揄するような発言があまりに多く、その上で自社へと誘導するという内容。かつ講演の言葉使いも綺麗とは言えなかったため、今後参加することはないと思いますが、今後私自身がこのような講演をするに際し、反面教師として大変参考になりました。
私は俯瞰的に見ることができていたと思いますが、参加者の方々が弁護士や司法書士などの国家資格に対して悪感情を持たないことを願います。
投稿者プロフィール
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令和2年度司法書士試験合格。東京都内の司法書士法人、司法書士・行政書士事務所で実務経験を積み、令和5年生まれ故郷である札幌で司法書士事務所開業。
会社・法人登記及び相続関連業務を得意としています。
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